ノルディックウォーキング武者修行の旅

今年の4月から、新たな生き方としてノルディックウォーキングの普及活動を中心にすることにしました。
その一環として、INWA(国際ノルディックウォーキング協会)主催が、ミュンヘン(ドイツ)で開催するナショナルコーチ講習会、世界のマスターインストラクター会議に参加するため、10月6日から20日まで期間に修行に出かける計画です。
 今回、その研修の前に以前から希望していた、11年前にフィンランドからこのノルディックウォーキングを日本に紹介するために共に携わったトピ サルパランタ氏とその古里を訪ねることにしました。

6日の朝、新千歳空港から中部国際空港(名古屋)に向かう飛行機が出発ゲートに向かったとたん、計器不良のため修理に戻ってしまい、40分遅れで中部国際空港に着いた時には、既にヘルシンキへの直行便には乗ることができませんでした。  
 
 赤いマークの航空会社の社員が賢明にその後の対策と手配をして提案されたのが。バンコク経由で行くのが一番早いとのことでした。ま〜、家を出たらどこでも同じ、北へ直接飛ぶはずが南の国バンコク経由で行くことを承諾しました。機内では接客乗務員が何度も遠回りさせたことをわびにこられました。「これも、せっかくの運命だから大丈夫です」と答えていたところ、「それでは待ち時間も十分あるし、本番タイ料理を食べて行かれては」とタイを代表する美味しい料理のメモを書いて渡してくれた。世界三大スープの一つである、「トム ヤム クン」、その他「ソム タム」、「パッタイ」、「チキン ココナッツ スープ」、「グリーン カレー」などを教えてくれました。その中の「トム ヤム クン」、「ソム タム」、「パッタイ」を食べて来ました。感謝を込めて「コークン クラップ」(ありがとう!)の言葉も覚えて来ました。

 バンコクから9時間45分間かかり、ヘルシンキに朝6時に到着、5時間待ってKajaani空港に向かいました。なんと今度は目的地を飛び越え、北に647kmのKuusamo経由では有りませんか。一度Kuusamoに行ってから約200km南下してKajaaniに到着。Kuusamoは吹雪で数センチ積雪があり、もうすっかり冬モードでした。
南へ北へと跳び回った不思議な旅では有りましたが、Kajani空港には、過去に大滝村に来ていたトピ氏が出迎えに来てくださり念願のVuokattiに16時間遅れで到着、先ずは一安心しました。

 トピ氏の家やお父さんにあいさつ後、Vuokatin Urheiluopistoが宿泊するホテルです。
 ここは、世界のクロスカントリ選手強化合宿集まるところで、夏場もクロスカントリースキーができるトンネルが有ります。数年前から「雪」をウッドチップ1mでくるみ夏場をしのぎ、10月からコースに敷き詰め早くから滑走練習ができるように整備している、世界一のトレーニングスポットです。

ハプニングが多かったVuokattiまでの道のり、10日、フィンランドからドイツに向かいます。これから先、どんなハプニングが有るか?先を恐れず、どんなことでも楽しむことにして向かうことにします。

 8.Oct. 2009  Vuokatti(フィンランド) にて。