1年を経過しました!

morinoasobiya2012-03-31

 東日本大震災から1年が経ちました。4月25日から赤十字防災ボランティア岩手県遠野市日本赤十字社災害対策岩手県本部拠点にボランティア活動に参加し、当初はホットタオル隊・足湯隊と同行し赤十字の活動として避難所を巡回してました。
 フィンランドから学んだノルディックウォーキング。この13年間に体験会、イベント、アドベチャーノルディックウォーキング31km、リハビリプログラムとしてのノルディックウォーキングワークショップの開催、等々と数々のノルディックウォーキングの体験を積み上げてきました。
 この大震災で社会問題になっている高齢者の運動不足、一人暮らしの孤独の解消、ストレスの解消やコミュニティーの形成に必ず役立つ新しいボランティアスタイルであることを信念に、最初のボランティア活動の時にレンタルポールを25組を持参して行きました。 
4月29日、陸前高田第1中学校避難所、仮設住宅でノルディックウォーキングよる運動不足の解消のため身体を動かそう!外歩きをしましょう!仲間と楽しく歩こう!、身体を動かすことからストレスの解消やコミュニティーの形成を願い活動を始めました。
 初めは、ノルディックウォーキングについて何?でしたが、実践えを通してすぐにポールを使った運動効果が身体も心も元気づけてくれる運動として理解をしていただきました。
 毎日継続してポールを使って身体を動かして欲しいが、ポールをどのようにして提供するかが大きな課題となりました。
 ノルディックウォーキングやスキーの仲間をとおして、全国からノルディックウォーキングやアルペンのポールの提供いただき、5月19日から再び被災地の仮設住宅で体験会を開催することが出来ました。4月からこの3月まで合計12回、陸前高田市遠野市大槌町宮古市釜石市、大船渡市の48カ所でノルディックォーキングの体験会を実施し、1,000人以上の方々に体験をしていただきました。体験会には横浜市仙台市盛岡市、札幌市、苫小牧市等からもインストラクターとしてのお手伝いもいただきました。
2月には盛岡市で、国際ノルディックウォーキング連盟(INWA)、NPO法人日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)公認、アクティビティーリーダー養成講座もNPO法人日本ノルディックウォーキング学校と連携して、23名養成しました。
 しかし、この支点活動は全体の岩手県仮設住宅のごく少数でのモデルケースです。
 さて、今後の活動ですが、仮設住宅での運動不足はますます深刻になります、世間の関心はだんだん薄くなりつつあります。まだまだ喜んで受け入れてくれる方々がいます。
 当面は、昨年9月に結成しました北海道ノルディックウォーキング赤十字奉仕団を中心に日本赤十字社岩手県支部と連携を図り支援活動を実施して行きます。
 さらに岩手県内で指導者養成、更には地元福祉協議会や自治体ともノルディックウォーキングの効果を紹介して、仮設住宅ないに暮らす被災者と以外の住民の方々との交流も出来る仕組みを組み立てながら行って行きたいと計画中です。
 この支援活動は、平成25年10月まで続ける中で地元で活動出来る体勢を整備して終結することを念頭において活動を継続します。
 
 この1年間で、ポールを提供してくれた方、ポールをノルディックウォーキング用の長さに加工してくれた方々、体験会で指導のお手伝いをいただいた方々、仮設住宅で受け入れの準備や連絡調整を行ってくれた方々、全ての方々に1年間の感謝とお礼を申し上げます。

 善意の寄付金をお願いします。
 振込先
 ゆうちょ銀行  記号 19020   番号 530011
 名 前   北海道ノルディックウォーキング赤十字奉仕団