スーツケースが動かない(涙)

ヘルシンキからミュンヘンに移動しました。ミュンヘンまで出迎えの方がいて10時40分にミュンヘン空港に着きましたが、中々手荷物が出てきません。
実はここでも想定外のことがありました。
石釜のドアはザックに入れて機内持ち込みの予定でした。大きさは基準内なのでスーツケースは10kgのドアを入れると重量オーバー間違いなし。そこで採用したザックでの搭乗手続きですが、スーツケースだけ渡し、ボーディングカートを受け取りセキュリティーカウンターに向かう。なれたもので、スティグさんからの差し入れで、朝食にいただいたリンゴ、パン、ヨーグルト、ジュース(機内には持ち込めないと思い、一気に飲み干し、空瓶だけどこかのゴミ箱に入れる予定)、上着、ベルトをはずす、パソコン、携帯電話、コイン財布などすべてを出して通過予定。それでは、と思いきや、先に流れたザックがお戻りです。ヨーグルトも取り出されました。「このザックは預かりコーナーに持って行け!」きっとこう言っていたと思う。僕は「ガラスが壊れるから機内持ち込みしたい」と粘る(本当は追加料金が惜しかった)(笑)。でも、通じなかった。「機内持ち込みはだめ!」。すると、赤い札をくれた。「取扱注意!」札をザックにつけ、最初の受付カウンターで再提出。追加料金はかからなかった。(万歳!)

ミュンヘン到着。これからは電車と車の移動。
スーツケースには余裕がありますから、石釜のドアをバスタオルでくるみケースに入れて空港を脱出です。これが30kgを超えるヘビーになりました。ミュンヘン空港からミュンヘン駅まで移動する訳ですが、ミュンヘンから乗る電車の時間に間に合うかです。ミュンヘン駅到着後急いでスーツケースを転がしていると、突如ストップです。「ありゃ〜」。何でかな?底の車を見ると前輪2個ともカバーのゴムが割れてしまい、広がって車が回りません。当初予定の電車時間にも間に合いそうも無くなり、1本遅らせスーツケースを新調することにしました。いままで使っていたスーツケースも20年近く使用して、結構痛んでいたので今回であきらめもつきました。ミュンヘンのデパートで400ユーロー、結構な値段でしたが最近の優れものを購入しました。くるくる車輪は回り、ホンと楽チンの軽快な働きのスーツケースです。
これで我が人生も残り、このケースにお世話になってもまだ大丈夫でしょう。 

スーツケースの巻でした。笑って読んいただいたことでしょう!