始まってしまいました!

morinoasobiya2009-08-24

 支笏洞爺国立公園の中に1日限りで特設されたアドベンチャーコースに自身の気力と体力の限り挑む、伊達市大滝区から洞爺湖畔を望む壮瞥公園までの長距離を走破したり、完歩する「第1回アドベンチャーノルディックウォーキング」が、8月22日、天候晴れ、気温21度、大滝総合運動公園を出発地点として午前8時30分スタートしました。

 31kmコースに29名(男子19、女子10)がエントリーし1名が欠席、5名が途中棄権、走破者23名でした。24kmコースには12名(男5名、女7名)全員完歩でした。31kmコースの1番早い参加者は2時間19分81でした。トレルランを経験している方は凄いと感じるとともに「やった〜!」とも心の中で感じました。

 そもそも夏場のクロスカントリースキー選手のトレーニングとして取り上げられていたポールランニングかノルディックウォーキングが生まれました。ポールを持って歩く事から走る事まで一貫性を待たせることを大きな目標でもあった。ノルディックウォーキングの上には上が有る事を実証することができました。単なる歩行ではない、奥深く極限を見極めることもできるスポーツとしておく事が将来の普及に大きなポイントになる事と信じています。

 フィンランドノルディックウォーキングとしてポールを持って歩く運動の事を定義づけられてから12年(1997年)、日本の大滝村に伝わってから10年(1999年6月8日)が経ちました。一定の経験を蓄積して行くとさらに洗練されて行く事を望むことになりました。
我々も10年指導者養成、イベントを開催してきましたがさらに進展する為には一歩でも半歩でも前向きな取り組みが、日本のメッカ大滝が取り組む責務かもしれない。当協会の仲間が助け合い、昨年はプレ大会を開催し本番に備えました。しかし、色々なハプニング、アクシデントが有りながらも開催をする事が出来ました。小さな協会の仲間の力も結構頑張れる事が実証されました。ポールを持って走る事、歩く事、同じステージで開催される事が大衆ノルディックウォーキングとしてより普及される事でしょう。ヘルスレベル、フィットネスレベルそしてスポーツレベルと一貫性がとれる事になりました。

 もう一つの醍醐味は、社会の雑音から離れ、大自然の中で舗装道路のような固いコースをさけ、大地を直接踏みつけることができる特設コースも大きな特徴の一つです。
何と言っても天候不順が続く中、最高の天気でした。

 既に来年の開催に向けて,あちらこちらから感想が寄せられてきました。
第1回が始まり、このイベントは「アドベンチャー」の趣意である、何でも与えられることから、気象条件、行動食、水分の補給量など自然の中を悪条件でも対応と克服できる心構えも事前に伝える事の大切さを感じました。第2回、第3回と続く事を願っています。